【衝撃の事実】大豆麺は伸びないってホント?

夏のまーめんはさっぱり食べたい、スタッフまめこです。
今日は多くの方が気になるであろう「大豆麺は伸びるのか?」という疑問について深堀りしてみます。

早速結論から申しますと、大豆麺は「伸びません」!
ラーメンに入れても、お弁当に入れても、伸びずに美味しく食べられるのです。
ただし、ある一定の条件下では柔らかくなってしまうので注意が必要です。

なぜ伸びないのか?
逆に柔らかくなってしまう条件とは?
詳しくご紹介します!

そもそも「麺が伸びる」とは

「麺が伸びる」とは、基本的に麺が水分を吸収し、その結果食感が変わることを指します。
この「伸びる」には2つの異なる現象が含まれます。

ひとつは麺が物理的に長くなる「伸びる」。
もうひとつは、麺が柔らかくなる「伸びる」(=ふやける)です。

なんで大豆麺は伸びないの?

さて、大豆麺に焦点を当ててみましょう。
大豆麺は「物理的には伸びません」
ここでのポイントは大豆麺が小麦麺とは異なり“でんぷん”を含まないこと、すなわち、水分に溶け出さないということです。

つまり時間が経っても麺がふにゃふにゃと溶け出したり、ドロドロになったりはしないのです。
さらに冷めても美味しさをキープしやすく、冷凍保存にも強い。
でんぷんがないことで低糖質以外にも、良いことづくしです。

ただし、ふやけるリスクにご注意!

しかし、ある条件では「柔らかさ」の点で麺が伸びます。
それは茹でた後もしばらくお湯に浸しておくこと。
ふやけると言った方がわかりやすいでしょう。
とはいえ鍋で茹でた後麺をざるにあげておけば、この伸びが起きることはあまりないのでご安心ください。

ちなみにこれはまっさらなお湯につけた場合の話。

実は同じお湯でも、塩分を含むスープであればふやけることはありません。
塩の「たんぱく質を固める」という性質によって、大豆麺の固さが保たれるからです。

※大豆麺を茹でるとき、「塩だけを入れて茹でないで!」と言っているのはこの性質のためです。

ラーメンにも、お弁当にも
伸びない大豆麺活用術

大豆麺は塩気のあるスープに浸しても柔らかくならない。
この特性を活かして作れるのが「麺が伸びないラーメン」です。

ラーメン好きなら一度は悩んだであろう
「できたての美味しさを最後まで楽しみたい」
という願望を大豆麺なら叶えられるのです!

ちなみに冷めても美味しいのでお弁当のおかずにも大活躍します。
焼きそばやナポリタンなど、少し濃いめの味付けにしておくとより美味しく食べられますよ。

伸びない麺で
広がる料理の可能性!

大豆麺は柔らかくはなるものの、伸びることはないという驚きの事実。
これで新たな料理の可能性が広がること間違いなしです。
麺の特徴を活かして、おうちでも、オフィスでも、まーめんを楽しんでくださいね!